第22回山日YBS杯将棋団体戦レポート


今年で22回を数える山日杯将棋団体戦。

大会開始前に嬉しい再会がありました。

右が長野県将棋界伝説の岩村田高校の「ポニョ」(ポニョについて詳しくはこちらを参照 

左が「みるく」さん。今日は大会参加のご主人の応援に来ていました。

ポニョが高校生の時にみるくさんが岩村田高校に指導しに来てくれたことがありました。(当時のレポートはこちらを参照

ちなみにみるくさんは将棋指導をしたい方のHPを運営しています。使いやすい資料がたくさんありますので、興味のある方はこちらをどうぞ

 

二人の再会の場に立ち会えて私も嬉しい!

 

・・・という個人的な喜びから始まった大会のレポートを始めます。

 

 

受付も一段落・・・今年も長野からたくさんの参加がありました。

 

開会式がはじまりました。

まずは昨年12月にご逝去された米長邦雄先生へ黙祷・・・

続いて昨年Aクラス優勝中央サロンAの優勝カップ返還。

およびレプリカの贈呈。

主催のYBS本社の方と、山梨支部連合会長さんのお話。

毎年このような素晴らしい大会を開催してくださってありがとうございます!


大会説明が行われているあいだにトラブル発生(!?)

内藤さんが走る、走る、走る!

山梨の大会では「相互に礼」という挨拶をします。

最初見たときはびっくりしたのですが、互いの思いやりの感じられる気持ちのいい挨拶だと思っています。

Aクラスは対局席の設置が終わるまで待機。

ちなみに右側の男性が持っている飲み物は「ててててぃー」「ららららてぃ」というYBS60周年記念のオリジナルなんですって。くわしくはこちら

 

今年流行語になった「じぇじぇじぇ」を甲州弁で言うと「てててっ!」です。覚えてね。

 

(クリックすると写真が大きくなります)

写真奥左の席が塩尻支部Cチーム。真ん中の席が小諸支部チーム。

今回、塩尻チームは坂口支部長が来られません。

それをいいことに「羽根」および「鼻の下」を伸ばしている先生がいたことをここで坂口支部長に言いつけたいと思います。

坂口支部長、ホントは先生方、ちゃんとやってました。

(๑≧౪≦)

あ。羽根伸ばし組がここにもいました。

右のピースサインをしているお兄さん(詰将棋作家の筒井さん)が塩尻支部A。

「詰アルプスに来てね~」

(詰アルプスとは月に一度松本市で行われている詰将棋の会合です。こんな感じでやってます。)

左のスーツのお兄さん(通称タッキー)が、塩尻在住で上野原支部A。

いずみ塾塩尻広丘駅前校の校長してま~す。勉強でわからないことがあったらなんでも聞いてね~」

左手真ん中が塩尻支部A

左横が上野原支部A

右横が甲州支部(ほむら)・・・ほむら・・?

大将・副将・三将・四将・五将の順です。

塩尻支部B。

ていちゃん・深志OBのKくん・MSG総統さま・あさひ君・塩尻副支部長閣下。

上野原支部B

なんとポニョはこのチームの五将!

基本的に団体戦はチームで行動するので、お昼ごはんなどひとりぼっちにならないか心配だったのですが「おじさんたち、面白くて楽しくて最高!」だそうです。上野原支部は魅力的なおじさまも多いんですね~。

上野原支部といえば東山支部長。

今年は姿が見えなかったので東山支部長ファンとしてはすっごくがっかりしたのですが午後からいらっしゃいました。

左は巨人の星の明子姉さん的にタッキーを見守る東山支部長。

右は上野原支部の若きエースりょうがくんとのツーショット。

お昼ちょっと前。

ようやく一息ついた内藤先生と堀口先生。

今年は58組の参加だったそうです。

2週間前に締め切ってから、当日までの設営は大変なご苦労だと思うのですがそんな苦労は全くかんじさせず飄々と笑いながら運営している手腕はおみごと!

この写真を撮る時に「内藤さん、横に収まりますか?」と堀口先生。

大丈夫です。修正せずに収まりました(笑)

堀口先生も縦に見きれず収まりました\(^^@)/

「はい。各チーム代表者は並んで~」と声をかける笛吹将棋クラブの橘田さん。

ドキドキしながらくじを引くこどもたちの表情がかわいかった!

笛吹将棋クラブのチームは今回Eクラスでの参加です。

他にも

☆チーム女子会

☆G5

の2チームのとりまとめて大会を盛り上げていました!

笛吹将棋クラブのHPはこちらです

 

女子チームは今のところ「チーム女子会」の1チームだけのようですが、これからもっと増えるといいですね。

観戦しているおかあさんたち、どうですかー?

塩尻支部Dチーム。
まこと先生を中心に子どもたちもみんなお行儀よく昼食をいただいてます。

みんないい子たちですねー。(対局中の写真が撮れなくてごめんなさい!)


こちらは松本の将棋教室の子達ですね。

楽しいピクニックみたいですねー。お弁当もおいしそう!

Bクラス参加の松本将棋道場支部A

毎年この大会のあとに山梨県内の温泉で忘年会を開くのだとか。

力いっぱい将棋を指したあとの温泉とお酒はたまらないでしょうね☆彡

小諸支部VS信州大学

盤上に若い火花が飛び散ります。

それにしても、小諸支部いつの間にこんな若い人たちが増えたんですか!

一度取材に行かなくちゃ!

 

小諸支部は毎週土日午後1時~北国街道ほんまち町屋館(JR小諸駅より徒歩5分)で道場を開いています。くわしくはこちらで。

信州大学1年生チーム。
偉大な先輩たちの背中を見ながら日々研鑽している様子。

がんばってください!

京谷先生に「サボリの極意」を聞く内藤先生と堀口先生(嘘)

なぜ京谷先生が「サボる」と言われるのか・・・それは長野県将棋情報サイトの窪田空穂生家こども将棋教室レポートをじっくり読み込めばわかります(笑)

前回のレポートはこちらです

窪田空穂将棋教室は毎年長野県松本市で夏と秋の2回プロ棋士が4~5名来訪。プロ棋士と塩尻支部アマ強豪から指導対局をしてもらえます。(無料)

初心者コースもありますから、山梨のみなさんも将棋を知らない友達を誘って是非参加してみてください。

Aクラス大将戦

塩尻支部A VS 甲州支部(ほむら)

 

右が甲州支部席主さん。

チーム名に(ほむら)って入るところに何かを感じます。

席主さんと契約すると魔法少女じゃなくて甲州支部会員になれるそうです。

甲州支部のHPはこちらです。

 

 

ご主人の対局を観戦するみるくさん。
共通の趣味が将棋ってすてきですね。

この日、私が山梨に来ることを知った中学時代の友達が会場に来てくれました。

将棋のことを何も知らない女性なので、見るものすべてが新鮮なようで

「えー!こんな小さな子がベテランのおじさんと対等に戦うの!?」

「男性と女性も一緒なの!?」

「え!なんで時計がふたつ並んでるの?(対局時計がめずらしかったらしい)」

久しぶりに会ったのになぜか話題は将棋中心。

みるくさんからも今はネットでも将棋が指せると聞いて興味津々。

「すごいねー。いいものが見れたー!」と、とても喜んでて、私も嬉しかったです。

 

 

 

この大会のお楽しみは「山梨クイズ」と「詰将棋」

正解者から抽選で豪華景品が当たります。

だから、解答する方も真剣そのもの!

 

抽選の前に内藤先生が採点をします。これも大変な仕事ですねー!


橘田先生に反省文を書かされている北部遠征師団長。

というのは嘘です。

塩尻Cチーム、敢闘賞です!

 

そろそろ大会も終わりに近づき、片付けが一部はじまりました。

若い人が率先して動くのを見ていると、とっても気持ちがいいですね。

みんな手際よく慣れている感じです。

沼津支部のみなさん。
Bクラス優勝おめでとうございます!

沼津支部のHPをよく拝見させていただいてますが、写真も読み物も満載の素敵なHPです。

写真左から 池野さん(日大三島将棋部顧問)

山岡さん(静岡山梨の交流戦開催に導いた人、今回はcクラス甲州支部で出場)

岡村さん(沼津支部HPの席主、第?回の全国高校選手権優勝者、

      はしふさんに「この人は強かった」と言わせた人

佐藤さん(長野県将棋情報サイト掲示板でおなじみ“静岡の人”)

萩原さん(沼津支部HPでエッセイを書いている人、元中学校国語教師)

石垣さん(2年連続静岡県アマ名人になったことのある人、まだ20代の若手イケメン)

 

みなさん愉快な方ばかりで、先日矢内理絵子さんがご結婚されたのはお相手がファンレターを出したのがきっかけ、という話になり「それじゃあ○○さんも出せば!?」と若手が仲間をあおれば「推敲はまかせなさい」と萩原先生。

沼津支部のファインプレーで女流棋士と結婚する方がいるかもしれませんね!

 

(藤田綾先生気をつけて・・・笑)

 

塩尻支部Bのメンバー。

お疲れ様でした。

ていちゃん、ててててぃーとららららてぃのお味はいかがでしたか?

説明はいりませんね。

団体戦、サイコー!

閉会式のお楽しみ抽選会。

山梨クイズと懸賞詰将棋それぞれの正解者の中から米長邦雄先生の扇子・色紙。森内先生の手書きサインの扇子などなど豪華賞品大放出!

塩尻支部チームからも当選者が出ました!

 

内藤先生のご指名で、私も幸運の女神役をさせていただきました。

 

このあとの表彰式は時間の関係で見届けることができませんでしたが、甲州支部掲示板に写真がありました。

 甲州支部掲示板

 

 

 

大会結果(甲州支部の天位さまよりいただきました)

 

ポニョの対局はいつもひとだかり。

ポニョが山梨の大学に進学した当初、将棋を指せる場所がなくて困っていたところに上野原支部や笛吹将棋クラブをはじめ山梨のみなさんが手を差し伸べてくださったおかげで、充分楽しめたんじゃないかなと思います。

山梨のみなさん、ありがとう☆

これからもお隣同士、仲良くお願いします!

 

 

 

おまけ

 

 

レポートに入りきらなかった写真をアルバムにしました。