お譲り先が決定しました。
たくさんのお問い合わせをありがとうございました。
長野市内で長年、将棋道場を開き、将棋ファンの交流の場であった「王将」の席主でもあり、また県名人になること5回、という大豪でもある長老・高野学さんが、親子二代に渡り愛蔵してきた、貴重な「将棋盤」をネットに公開。
欲しいと思われる方に譲りたいと申し出ています。
ちなみにこの将棋盤、今では入手が難しくなった最高級材、本榧の5寸盤。柾目の逸品であるが、それに加えて付加価値ともいうべき歴史的“由緒”がある。
高野さんの話を聞こう。
「私の父も無類の将棋好きで、名の通ったプロ棋士とも交流がありました。
この盤は昭和の初め、関根金次郎13世名人が長野のわが家に来訪したとき、記念にサインしてくれたものです」
まさに由緒に富む、今や“文化的遺産”とも言える将棋盤と言えよう。