軽井沢高等学校の将棋部と日本将棋連盟軽井沢支部の主催で東信の高校生をはじめとする学生の棋力向上と一般の将棋愛好家の交流の場として誕生した「軽井沢浅間杯将棋大会」
どんな大会なのかちょっと観戦に行ってきました★
会場は軽井沢高校の敷地内にある同窓会館2階。
おどろいたのは高校入り口前で生徒さんが「将棋」と看板を持って、中の敷地内でも生徒さんたちが来場者を気持ちよく誘導してくれたこと。みんなにこにこしてとても感じが良かったです。
(写真をクリックすると大きくなります)
開会式。
まずは軽井沢高校・校長先生のご挨拶。
軽井沢高校は地域との交流を大事にしている学校で、この大会も地域交流の一環として生徒さんが企画し運営したものなのだそうです。
生徒の自主性に全面的にバックアップしてくださる学校の姿勢!
素晴らしいです\(^o^)/
生徒さんのご挨拶。
「私達はこの大会で学んだことを全国大会に繋げたいと考えています!」
そして顧問の土屋先生。
「この大会は生徒の棋力向上と地域との交流を目的に開催しています。
大会ルールも高校生の大会に準じたルールで、そして和やかに進めたいと思っています。」
この写真を見て「懐かしい!」と思った方は「長野県将棋情報サイト高段者」♪
土屋先生の前任校、岩村田高校OBのふたり。
運営側と参加者側の両方で大会を盛り上げていました!
1回戦開始。
級位者の部20名、段位者の部24名の参加。
(写真はランダムです)
1回戦からもったいないようなカードもみられます。
近隣の高校生・高校顧問の先生も参加しています。
長野安茂里支部・小諸支部からも大勢のアマ強豪が参加していました。
高校生も小学生も遠く松本からの参加者あり。
県大会みたいな雰囲気!
おぉ!我らがMSG総統様の勇姿!
相手は軽井沢高校のエースです。
上田高校の選手もがんばっています。
もちろん地元の小学生やシニアの先生方の姿も!嬉しい光景です。
同じ地区同士の高校生の対局の機会は、ここ佐久地方では盛んですが、他地区の高校生との対局は貴重。
1局目が全局終わり、2局目にはいります。
土屋先生のアドバイスのもと、生徒さんが手合をつけ表にまとめていきます。
2回戦の中盤まで観戦させていただき私はタイムアウト(残念!)
きもちのよいあたたかな冬の初めの日、高校生のあたたかな手作りの将棋大会は和やかに少々厳しく開催されました。
この大会が2回、3回と回を増すごとに素敵な出会いが広がっていくことを期待して帰路につきました。
表彰式の様子を岩村田OBが送ってくれました。
左が段位者の部優勝者。
右が級位者の部の優勝者です。
栄えある第1回軽井沢浅間杯将棋大会の表彰状は入賞者みなさんに校長先生から渡されました。
大会翌日の信濃毎日新聞の記事です。
優勝者のコメントがすてきですね★
生徒さんの感想
軽井沢浅間杯を振り返って
軽井沢高校将棋部 2年Sくん
私たち軽井沢高校将棋部は部員の棋力向上を目的に、他流試合の機会を設けようと将棋大会を企画しました。
今回、高校生主催の将棋大会を開催できたことを嬉しく思います。
軽井沢浅間杯は、有段者のぶと級位者の部の2つに分かれており、もちろん有段者の部では、白熱した対局が行われ激戦も多く、私も軽井沢高校の選手として有段者の部へ出場しましたが、あっけなく敗れてしまい5戦のうち2勝しかできませんでした。
級位者の部は初心者や高校生、小学生、大人の方、お年寄りの方まで幅広い将棋ファンが集まり、良い大会になったと思います。
運営側としては、初めてだったということもあり、皆緊張していました。受付は慣れない作業だったために少し手間取ってしまいましたが、大きなトラブルもなくできたので、ほっとしました。次回以降もこの調子で頑張って行きたいと思います。部員みんなが強くなり、来年5月の高校選手権大会で成果があらわれることを期待しています。
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軽井沢浅間杯将棋大会を終えて
軽井沢高校将棋部 2年Kくん
この軽井沢浅間敗は第1回ながら、発の高校生が開催及び、運営を担当した記念すべき大会でした。参加した人たちは、小学校3年生からご老人まで様々な年齢の方々がきてくれました。初の運営だったので大変なことやわからないことだらけでしたが、私個人の感想としましては上手くできたと思いました。
参加者が50名以上と予想をはるかに超えた人数でしたので、大成功を収めることができました。私たちもその大会に出場しましたが、強い子ども達や経験を積んだご老人がたくさんいたため、まさに「井の中の蛙」を経験することになりました。その中でも最年少である小学3年生の女の子が大人相手に3勝を飾っており、すごい選手が多く出場しました。ちなみに、私はその女の子に練習も含めて2度戦いを挑みましたが、2連敗でした。1局目は自分の慢心で敗れ、本気で挑んだ2局目もあっけなく敗退となりました。
今後も大会を開催して腕を磨き、いつかは雪辱を果たしたいと思っています。