竜王戦第4局大盤解説会in長野 2014年11月23日(日)・24日(月)

 大盤解説会のレポートを長野のはしふ先生からいただきました★

地震の翌日だったのでどうなるかと思いましたが無事に解説会が出来て良かったです。
先崎先生はとても心配なされていましたが、ご挨拶の中で平和に将棋が指せることは一番の幸せと言っていました。
解説会では対局者の性格、また詳しい変化手順、対局者の心理状態等も解説されとても面白かったです。


指導対局は5面指しを精力的にビシビシと、そしてニコニコと指されていました。
観戦していても、さすが~という手を指され、とても勉強になりました。

先崎先生には面白いエピソードが多くあり過ぎて何から話していいか分かりませんが、 一番有名な「ブタみたいな手」の話を紹介しましょう。

昔、NHKテレビの解説で田中寅彦先生と先崎先生が、師匠の米長先生と島竜王の対局を解説していました。
先崎先生が、米長師匠の手を見て「やはり師匠は序盤がヘタです」そしてその後「ひどいブタのような手だ」と発言し、さすがの田中先生も心配して「そんなこと言っても大丈夫か?」と言ったら、「見てや、しませんよ」と。

しかし、米長師匠はそのテレビを観ていて、NHKに電話して「両先生に参考になったとお伝え下さい」と言って、その後先崎が何を言うだろうとテレビを見ていたら、「師匠もヒマだな~」と、

この話が本当か確かめるために先崎先生のところへお酌に行き話したところ、笑ってごまかされました(笑)

私もちゃっかり隣に座りいろいろ話をさせていただきました。
先崎先生は蕎麦が大好きで、ざるそば5枚は食べると聞いたので今日のお昼は?と聞いたら
いや~もう歳だからと言って3枚半食べたとか(笑)

それにしても先崎先生はお酒が強い、ビール、日本酒、紹興酒、何でもがんがん飲み、お酌をすると必ず杯を出します。
そして一言・・・長野は恐い(笑)