2015年4月20日(月)上野清人さん「遙かなる道Ⅱ発刊記念祝賀会」                                  (はしふ先生より)

上野清人さんの将棋実戦集「遥かなる道Ⅱ」発刊を祝う会が4月20日(月)午前10時から権堂まちづくりセンター まちカフェで行われました。 

本に寄稿された方々を中心に権堂将棋クラブの仲間の人達や親交のある友人含め38名集まりました。 

上野さんの派手なことは嫌いという希望で、まちカフェの特製の美味しいと評判のカレーパーティーで行われました。


受付は席主の倉崎さん

開会前の風景

県連北村会長から開会のご挨拶。

北村会長は発起人、下準備から進行役まですべてこなすスーパー会長です。

 

裏表紙を飾り、多くのイラストを描かれた小山真奈美さんは仕事の都合で、

出席できなかったのが残念でしたが、祝電とイラストの紹介がありました。

北村会長はその中で「隠れた才能ある人がいるものですね~」とベタ褒めしていましたよ~。

権堂将棋クラブ席主の倉崎さんの挨拶。

上野さんは副席主で倉崎さんとはいつも接している親しい間柄です。

県連幹事長の清水和司さんのご祝辞

遠く南信からお祝いに駆けつけていただきました。

清水さん独特のユーモアを交えた話に上野さんはじめみなさん喜んでいました。

上野さんの高校の先輩であり、高井寺十五世住職の小野沢のご祝辞。

小野沢さんが葬儀に行った時に上野さんの話が出て、まさか葬儀場で話が出る程有名なのかと驚いた話をユーモア交えて話され会場内爆笑になりました。 

権堂まちづくりセンター責任者の山崎さんのご祝辞

式次第では花束贈呈でしたが何かの手違いで準備不足。花は正面の生け花で、という事で(笑)

急きょくす玉割りになりました。

そこで、上野さん「これはオレが100円ショップで買ったのだよ」に会場大爆笑。

誰かが、これって何回も使えて便利だね~(笑)

上野さんが将棋の師と仰いでいる、神田さんの乾杯の音頭で歓談が始まりました。

県連役員の方々も南信、中信、東信からお祝いに来ていただきました。


多くのみなさんの祝福を受けて神妙な顔や喜んでいる表情が素直に出ていていいですね。

上野さんが昔、勤めていたカイシン工業(株)の初代工場長の菅野清治さんで埼玉県から

お祝いに来ていただきました。

表紙の巻頭を飾っていただき、その他スケッチ画が多く描かれています。


テーブルに「王将」の歌詞カードも一緒に。


中締めとして、青山さんのウクレレの伴奏で「王将」を全員で合唱する予定でしたが、みなさん将棋が指したくてウズウズしていて食事もそっちのけで指し始めました。

誰かが「この人達はもう完全病気だね~」(笑)


今回の祝賀会も上野さんの人柄と同じくとても和やかな楽しい会でした。

 

寄稿文の中にも「上野さんは勝っておごらず、負けても平然としている。

後味が悪くなく何番でも指したい」と書いておられましたが、みなさん同じ思いでしょう。

 

高野学先生の寄稿文「初志を貫く人」の中から最後の文章を紹介したいと思います。

 

このような膨大な自記戦を他の何人が成しとげられるだろうか。

この「はるかなる道」は実戦の金字塔として永く語りつがれることだろう。

自己の信ずる道を、ひたすら進む好漢、上野清人さん、これからも対局を楽しみ、また研鑽をつづけて風格ある「上野将棋」を築いてください。


午後から上川香織女流初段の指導将棋が行われました。