日本将棋連盟長野県支部連合会 対局規程 | |||||||||||
第1条 | 本規程は、公益社団法人日本将棋連盟長野県支部連合会(以下「県連」という)が主催する県大会の | ||||||||||
対局規程を定める。 | |||||||||||
第2条 | (運営) | 1項 | 基本は、公益社団法人日本将棋連盟対局規定に準ずる。 | ||||||||
2項 | 参加者は、受付時間内に参加を申し込むこと。代理人の受付も可とする。 | ||||||||||
ただし、参加が決まっていて遅れた場合、対局開始後持ち時間内であれば参加できる。 | |||||||||||
3項 | 公共交通機関の遅れの場合、速やかに主催者へ連絡して、指示を仰ぐ。 | ||||||||||
4項 | 主催者は、大会開始前に、ルール説明をし異議のない事を確認する。 | ||||||||||
5項 | 大会では、シード制は行なわず公平に行なう。 | ||||||||||
ただし、アマ名人戦は 前年度優勝者は地区大会予選免除とする。 | |||||||||||
6項 | 組合せ抽選は、参加者立会いのもとで行なう。 | ||||||||||
ただし、支部名人戦・対抗戦及び県選手権は運営役員立会代理抽選とする。 | |||||||||||
7項 | トーナメント戦で途中棄権の場合、その棄権者と最後に対局し負けた者が、勝者としてトーナメント戦継続とする。 | ||||||||||
8項 | (1)3名の団体戦県大会で当初から2名の参加は不可とする。 | ||||||||||
当日遅刻者が生じた場合、大会開始時出席メンバーは、大将、副将として対局開始し、遅刻者は三将とする。 | |||||||||||
ただし、遅刻者が初戦持ち時間までに対局できないときは、チームは失格(棄権)となる。 | |||||||||||
(遅刻者が複数の場合も準ずる扱いとする。) | |||||||||||
(2)団体戦の大将、副将、三将の途中変更不可。 | |||||||||||
(3)全国大会団体戦の代理選手は、1名までとする。 | |||||||||||
9項 | 地区予選は主管支部に委任するが、上記に準じ、公平に運営すること。 | ||||||||||
(第3条) | 参加資格 | 1項 | 県内在住・在校のアマチュアとする。 | ||||||||
2項 | 北信、東信、中信、南信の地区割りは 下記による。 | ||||||||||
東信(上田市、坂城町、青木村、東御市、小諸市、御代田町、軽井沢町、立科町、長和町、 | |||||||||||
佐久市、佐久穂町、小海町、北相木村、南相木村、南牧村、川上村) | |||||||||||
北信(長野市、千曲市、須坂市、小布施町、小川村、中野市、高山村、山ノ内町、栄村 | |||||||||||
飯山市、木島平村、野沢温泉村、飯綱町、信濃町) | |||||||||||
中信(松本市、安曇野市、筑北村、麻績村、生坂村、池田町、松川村、大町市、白馬村、小谷村 | |||||||||||
塩尻市、山形村、朝日村、木祖村、木曽町、王滝村村、上松町 大桑村、南木曽町) | |||||||||||
南信(諏訪市、茅野市、下諏訪町、岡谷市、辰野町、原村、富士見町、箕輪町、南箕輪村 | |||||||||||
伊那市、宮田村、駒ヶ根市、飯島町、中川村、松川町、大鹿村、高森町、豊岡村、喬木村 | |||||||||||
飯田市、阿智村、下條村、泰阜村、阿南町、天龍村、平谷村、売木村、根羽村) | |||||||||||
3項 | 勤務地、本籍地よりも、日常生活している地区(生活拠点)から出場すること。 | ||||||||||
(第4条) | 参加費 | 1項 | 地区予選代表選手の県大会参加費は、無料とする。 | ||||||||
2項 | 県連主催の各棋戦地区予選会参加費は、各地区とも同額とする。 | ||||||||||
ただし、支部会員及び高校生以下の割引は大会運営主管支部に一任する。 | |||||||||||
(第5条) | 対局 | 1項 | すべて平手戦とする。 | ||||||||
2項 | 先手後手の決定は、振り駒で行なう。 | ||||||||||
振り駒で、立っている駒や重なっている駒は、数えない。 | |||||||||||
3項 | 対局時計の位置(右・左)は、後手番の権利とする。 | ||||||||||
(第6条) | 持ち時間 | 1項 | 県大会は、持ち時間・秒読み方式とし、県連事務局が決定する。 | ||||||||
2項 | アマ名人戦県大会の持ち時間は30分・秒読み30秒とし、決勝戦のみ40分30秒とする。 | ||||||||||
3項 | その他、各棋戦県大会の持ち時間は、別途「長野県支部連合会各棋戦県大会要領」による。 | ||||||||||
4項 | 持ち時間切れ負け方式は、どうしてもやむにやまれぬ事情がある場合に限ることとし、原則、採用しない。 | ||||||||||
5項 | 地区予選会は、県大会を参考とし、大会運営主管で決める。 | ||||||||||
(第7条) | 反則 | 1項 | 反則は、即負けとする。反則の指摘は、対局者、記録係のみとする。 | ||||||||
(二歩。打ち歩詰め。連続王手の千日手。行けない場所への着手。成れない場所に成る。 | |||||||||||
行けない所に、行った場合。2手連続で指す。王手放置など) | |||||||||||
2項 | 反則より、投了を優先するが、棋譜が残っていれば反則負けとなる。 | ||||||||||
(プロの場合、棋譜が残っていても投了優先ですが、棋譜優先としていますので、注意必要) | |||||||||||
3項 | 前項の棋譜とは、新聞掲載用など公式にとられた棋譜のみで、私的な棋譜、ビデオは除外する。 | ||||||||||
4項 | 対局時計は指した手で押すことを周知する。(反則の判定は大会運営役員による。) | ||||||||||
(第8条) | 千日手 | 1項 | 同一局面が4回現れた時点で、「千日手」となり、先後入れ替えて指し直す。 | ||||||||
同一局面とは、「盤面・両者の持ち駒・手番」がすべて同一を意味する。 | |||||||||||
2項 | 連続王手による同一局面3回は、王手側が手を変える。(4回目は反則) | ||||||||||
3項 | 「千日手」指し直しの場合残り時間で指し直す。 | ||||||||||
ただし、持ち時間の少ない方が10分以内の場合は、少ない方の持ち時間を10分とし、 | |||||||||||
差分を相手側に足す。 | |||||||||||
4項 | 持ち時間切れ負け方式の場合は、残り時間に両者5分プラスする。 | ||||||||||
(第9条) | 入玉 | 1項 | 互いに王が敵陣に入り、入玉判定を行う。判定は、双方の王が敵陣三段目に入った | ||||||||
時点とする。ただし、王手がかかっている場合は、その限りではない。 | |||||||||||
2項 | 双方入玉の場合、27点方式(大駒5点小駒1点)を採用し、点数多い方の勝ちとする。 | ||||||||||
同点(27点)の場合、後手の勝ちとする。 | |||||||||||
(第10条) | 着手 | 1項 | 指す意思を持って駒を動かし手が離れれば着手完了。対局時計押さなくても、相手方は着手できる。 | ||||||||
2項 | 1手詰みと同時に時計が切れた場合詰み優先。(ムダ合駒は時間稼ぎとして有効) | ||||||||||
(最終手を指す前に時間切れを指摘された場合は負け。指した後指摘された場合は勝ち。) | |||||||||||
3項 | 持ち時間切れ負け方式で、片方反則、片方時間切れ負け同時の場合、反則側の負けとする。 | ||||||||||
(第11条) | 最終判断 | 1項 | 対局中トラブル発生した場合、対局時計を止めて、局面を変更しないで、審判長を呼び、指示,裁定を仰ぐ。 | ||||||||
2項 | 最終判断は、審判長が行い。両対局者は、これに従うこと。 | ||||||||||
3項 | 審判長(または最終判断を下す方法)大会開始前に明確にすること。 | ||||||||||
4項 | 大会運営を妨げる者に対して、退場を命じる事がある。 | ||||||||||
(第12条) | 制定、改定 | 1項 | 制定、改定については、理事会において過半数の賛成にて決定する。 | ||||||||
附則 | |||||||||||
1)会長は、この規程の条文が改定されたときは、直ちに補足改正し保存しなければならない。 | |||||||||||
2)この規定は、平成22年6月27日より施行する。 | |||||||||||
一部改訂 | 平成24年12月1日 第2条8項(1)(旧第1条10項)記述表現変更 | ||||||||||
第3条2項(旧2条2項)付記地図を市町村名に変更 | |||||||||||
一部改訂 | 平成25年12月7日 第9条3項(旧第8条)入王宣言法(削除) | ||||||||||
一部改訂 | 平成26年12月6日 第2条6項(旧第1条8項)追加 立会代理抽選 | ||||||||||
第4条1項(旧第3条) 条文追加 | |||||||||||
第6条(旧第5条) 3項及び4項 条文追加 | |||||||||||
第7条 4項 追加 | |||||||||||
第8条3項(旧7条3項)追加 持ち時最短間10分 | |||||||||||
第9条1項 入王時裁定の追加 | |||||||||||
一部改訂 | 平成27年12月5日 第9条1項 王手がかかっている場合の追加 | ||||||||||
対局マナー | |||||||||||
マナー | 1項 | 対戦相手と気持ちよく、将棋を楽しむ心構えで対局する。 | |||||||||
2項 | 挨拶 (対局の始まりと終わりに、挨拶を行なう) | ||||||||||
3項 | 駒を整えたり着手する以外、駒を持ったり触らない。 | ||||||||||
4項 | 助言は、禁止とする。 | ||||||||||
5項 | 暴言を吐くなどの行為は、行なわない。 | ||||||||||
6項 | 観戦者は、私語を謹んで静かに観戦し、対局の妨げにならないこと。 | ||||||||||
7項 | 対局室は、禁煙とする。 | ||||||||||
8項 | 飲み物など自分のものは、自分で処理する。 | ||||||||||
9項 | 参加者も大会会場の設営、後片付けなど積極的に手伝う。 | ||||||||||
10項 | 対局室では携帯電話はマナーモードにし、通話は対局室外で行うこと。 | ||||||||||
11項 | ビデオ・写真撮影は対局者の迷惑にならないよう許可をとって行うこと。 | ||||||||||
12項 | 対局時計の2度押し・駒のから打ちは慎むこと。 | ||||||||||